子猫、猫、札幌を中心に里親探し、飼育保護をしています。

片耳の無い野良猫。どらちゃん

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9月に、東区のマンション敷地内駐車場で保護した片耳の無い猫「どらちゃん」。この頃は連日の保護と乳飲み子、子猫のケアが続いており、記事にするのが大変遅くなってしまいました。

保護後に病院を受診し検査したところ、10才を越える高齢のうえに、耳血腫および腎不全ステージ4ということが解りました。いつ亡くなってもおかしく無い状態だと告げられています。

話は保護当時、9月にさかのぼります。

一か月程前から、依頼者様が自宅マンション駐車場で見かけるようになり、よく見ると片耳が無い。心配になり、当法人へ保護を依頼。

普通の野良猫だったら放っておいたかも知れないが、耳を見てしまうとそのままにしておけなくなったそうです。

現場に到着すると「どらちゃん」は、すぐに姿を現しました。話を聞く限り、すんなりと捕まえられる様子では無かったのですが、以外にも自分から近寄って来ました。

聞いていた通り、確かに片耳が根元からありません。触ろうとすると距離をとり、夜間の為によく見る事も出来ず、怪我にしろ病気にしろ緊急性を感じました。

余程お腹が空いていたのか、5分ほどで捕獲器に入り保護。翌日病院を受診しましたが、暴れる可能性もあり、後日麻酔をかけて避妊手術などと同時に検査をし、耳の状態を詳しく診る事に。麻酔自体が身体への負担になる為、一度の麻酔で出来る限りの処置をするようにしています。

右耳がちぎれたようになっており、左右見比べると形、長さも全く違います。

処置当日、麻酔をして耳の一部の細胞を採取。年齢は10才をゆうに超えており、結果は非常に悪く、耳血腫、腎不全を患っていました。腎臓病のステージは最終のステージ4にあたる状態。年齢と病状を考慮し避妊手術は中止に。

ステージ4=腎臓に残された機能10%以下

食欲低下、貧血、などの症状

血液検査の結果、

ヘマクリット(正常値30~56)18、《減少の場合、貧血など》

BUN(尿素窒素)(正常値16~30)77、《増加の場合、腎不全(80以上)》

GOT(AST)(正常値18~51)353、

GPT(ALT)(正常値22~84)444、

CPK(クレアチニンキナ)(正常値0~314)2000オーバー

保護後、数日間は食欲も殆ど無く、少量食べても吐くを繰り返していました。 腎臓用療養食に変更してから、若干食べるようになって来ました。

しかし、予断は許さない状態であるのは変わりなく、点滴などで、週に数回の通院の必要性がある上、いつ亡くなってもおかしくない数値です。

老猫で、この健康状態、夜間の冷え込みが強くなる札幌では野良の生活は非常に過酷であったはずです。

とても穏やかなおばあちゃん猫です! 撫でるとゴロゴロ鳴いて気持ちよさそうにしています。

「どらちゃん」が、どこで生まれて、どこで育ち過ごして来たのかは解りません。しかし穏やかな様子を見ていると、飼い猫だった、もしくは餌やりなどで人と接していたような気がします。

保護した現場は、マンション敷地の駐車場ですが、前には交通量の多い道路もあり高齢で耳血腫と腎不全ステージ4で体調の優れない「どらちゃん」にとって過酷な日々だったと思います。

シェルターに来て約3ヶ月が経ちました。最近は吐くことも少なくなり、一時よりは腎臓などの調子も良いように思われます。


シェルターには、今年2回目の年越しを迎える21才の「リューニャー」おばあちゃん。10月に保護した18才の「かすみ」と「ハッピー」など、他にも高齢猫が暮らしています。

昨年の秋に保護した「リューニャー」21才になりました。2回目の年越しを迎えます。銀のスプーンのマグロ缶が大好きで、大きな声でおねだりする元気なおばあちゃん猫です。

18才のかすみ。 10月に豊平区の民間家庭から保護。撫でられるの大好きです。

18才のハッピー。かすみと同じ民間家庭より保護。高齢の飼い主さんが4月より施設に入所し飼育困難に。

高齢になり、住み慣れた家や飼い主と離れることになった猫達のストレスは計り知れません。せめて穏やかに過ごせるよう、一回でも多く撫でたり話しかけたり、ブラッシングなど出来る限りケアに努めています。

いつ亡くなってもおかしく無い状態のどらちゃんですが、これまでも、猫パルボに感染していた「フランとシスコ」※1。血尿が出ていた乳飲み子「コマ」※2。多頭飼育崩壊、胃ろう手術、皮膚移植手術を乗り越えた「おかっぱ」※3。首から下が動かない「がんちゃん」※4など、ハンデを持っている猫たちも多数保護して来ました。

残念ながら亡くなる猫も少なくありませんが、快方した猫、里親さんが決まった「がんちゃん」「おかっぱ」など明るいニュースもあります。どらちゃんも決してあきらめません。

※1 フランとシスコ。猫パルボを乗り越え、現在は猫suncafeで猫スタッフとして元気に過ごしています。
※2  コマ。数度の手術を乗り越えましたが、2018年1月、残念ながら亡くなりました
※3  おかっぱ。胃ろう手術や皮膚移植手術を乗り越え、ボランティアンさん宅に里親決定。
※4  ガンちゃん。その後の治療とケアにより首からしたの麻痺は快方。2018.3月、里親さん決定

どらちゃんや高齢猫達も、1日でも多く穏やかに過ごせますよう、保護団体として活動を継続していく為、皆様からのご協力をお願い申し上げます。

仔猫、成猫、老猫合わせて100頭以上を保護している為、猫砂、ドライフード、仔猫用ドライフード、爪とぎなどの消耗品が大変不足しております。

不足している物資をAmazonのリストにしてあります

また、医療費・施設維持費も不足しており、銀行または郵便局でのお振込みを
お願いしております。

銀行口座 北洋銀行 篠路支店 普通預金
口座番号 3620268
NPO法人 Nyapan Cat Rescue
ニャ:00:パンキャットレスキュー

郵便口座 ゆうちょ銀行
記号 19000
番号 13486491
NPO法人 Nyapan Cat Rescue
トクヒ)ニャパンキャットレスキュー

猫suncafe店頭での募金も受け付けております。

保護猫カフェ「猫suncafe」 12:00~19:00  月曜定休日
札幌市白石区本郷通8丁目南2-8
011-598-0577
東西線南郷7丁目駅3番出口より徒歩5分

譲渡会開催 「猫sunシェルター」 12月16日 ()13時~16時
札幌市白石区本郷通9丁目北1-1
011–598-0577
東西線南郷7丁目駅3番出口より徒歩7分

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