子猫、猫、札幌を中心に里親探し、飼育保護をしています。

スコティッシュフォールドについて2

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スコティッシュフォールドについて、昨日紹介したブログとは
また違う獣医師さんが書いてあるブログがありましたので
転載させていただきます。

2011年に書かれたものですが、是非読んで知って頂きたい事が沢山書いてあります。

————————————————– 以下転載です ———-

先日、アニコムさんの今年の家庭どうぶつ白書での統計で、
スコティッシュフォールドが人気猫種(購入された猫ランキング)一位になっていました。

私はこれを見て、かなり残念な気持ちになりました。

スコティッシュフォールドは、とても慎重な繁殖が要求される品種です。

スコティッシュフォールド(以下スコちゃん)には、
折れ耳さん(みなさんがスコちゃんと聞いて普通に想像するスコちゃん)と
立ち耳さん(一見普通の猫に見えるスコちゃん)がいて、
折れ耳さんは、

すべての子が骨軟骨異形成という病気を持っています。

以前は、折れ耳さん同士の交配で起こると言われていましたが、
その後の研究で、立ち耳さんとの交配でも、ほかの品種との交配でも、
発症することが分かりました。

骨軟骨異形成症というのは、
ものすごく簡単にいって、「変な骨が出来てしまう病気」です。
わかりやすく症状が出ている子は足先の形が大きくなって、変形しています。

変形しているだけならいいのですが、

痛みを伴い、生涯進行します。

その進行の速さや、痛みの程度は猫さんによって様々ですが、
ひどい子では、普通に歩く、ジャンプするという動作でさえ激痛を伴い、
痛みのために常にイライラしているなど、
著しく生活の質を害する程になります。

この病気が症状を出すのは、早くても生後4ヶ月位から。
ペットショップにいる子はだいたい生後2ヶ月前後
(これにもつっこみたいところは山ほどありますが)。
元気な子をおうちに連れて帰ってきて、
数ヶ月経った頃
歩き方がおかしいな?と思って病院に連れて行くと
この病気を診断されるということになります。

効果的な治療法は確立されておらず、
痛みに苦しむ猫ちゃんをずっと見続けていくのは、
飼い主さんにとっても辛いのではないかと思います。

症状の重い子をできるだけ出さなくするためには、
折れ耳さん同士を交配させない、
ブリティッシュショートヘアなどと交配させて、血が濃くなりすぎるのを防ぐ、
できるだけ症状の軽い血統を繁殖に用いるなど
慎重な繁殖が必要になりますが、
現在の日本では、ブリーダーさんたちに対する規制はほとんど行われていない状況で、
商品価値の高いスコちゃんたちは安易にじゃんじゃん繁殖させられてしまうと思われます。

学者さんの中には、スコティッシュフォールドという血統をなくすべきだという人もいます。

こう言う話をしたとき、
「かわいそうだけど、私には何もしてあげられない」という言葉をよく聞きます。

でも、そんなことはないのです。

この話を読んで、あなたはスコちゃんを飼いたいと思いますか?

痛みに苦しむスコちゃんを減らすためには、
社会の人たちの意識の変化が必要です。

あなたのお友達が、「スコちゃんって可愛いよね」といったとき、
「でも、あの子達病気で脚が痛い子がすごく多いらしいよ」と言ってあげると、
その人はスコちゃんを飼うのをやめるかもしれません。

ほかのどんな問題でも、
その問題があるということを多くの人に知ってもらうことは、
解決に向かうために不可欠なとても大切な要素です。

「伝える」ということは、
もしかしたら、ボランティアに参加することや、
ボランティア団体さんに寄付をすることや
里親さんになること以上に(もちろんどれもとても素晴らしいことですが)
素晴らしい愛護活動なのではないかと私はおもうのです。

どうか、痛みで苦しむ動物を減らすため、
皆さんのご協力をおねがいいたします<m(__)m>。

————————————————————– 転載ここまで ———

今回の記事は あづみの動物病院ブログ から転載です。

とても考えさせられる内容が書かれています。

私どもも感じるのが、どれほどの人がスコティッシュが抱える病気や痛みの問題を
知って飼う事を決めて一緒に過ごしているのか。

多くの、いや全てに等しいショップが販売時は聞かれでもしない限りは
骨の形成異常、遺伝的疾患について説明などはしないのではないでしょうか。

先日保護したスコティッシュの「かぼす」ですが
表情が険しい事が多いです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

体や足を撫でていると、突然に猫パンチをしてきたりします。
痛みの部分に触れてしまっているのでしょうか。

環境には少し慣れてきたようで、事務局で保護中の他の猫にたいして
威嚇が減って来ました。
猫によっては真ん前、真横に並んでも平気な位になってきました。

折れ耳の「かぼす」は

すべての子が骨軟骨異形成という病気を持っています。

に当てはまります。

痛みを伴い生涯進行していくとは
とても心苦しいです。

写真の「かぼす」は不安げな表情をしているように見えます。

単純な迷子収容だったのでしょうか。

骨瘤(遺伝性骨形成異常症)が見つかって、
遺棄され、迷子になって収容された可能性も捨てきれません。

猫はとても敏感で、状況を分かっています。
人には直接伝わる言葉を持たないだけで、表情や目、行動などで
様々な事を伝え、コミュニケーションが取れます。

今回保護した「かぼす」に限らずですが、

出来うる限りの事をして、痛みや苦痛を減らした日常や環境を
整えたいと思います。

人的にも、資金的にも全く余裕がないどころか厳しい状況ではありますが
最大限の努力をしてまいります。

そして、「かぼす」を通してスコティッシュの生態について

「伝える」

努力をしていきたいと思います。
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